Vantan Design Institute : DS Photographer Course /フォトグラファーコース
バンタン横浜校 火曜日 2009年10月ー3月 / 講師 keiko kurita
週1回、半年のコースで、スタジオ・ライティングや、写真史、フォトショップなど、項目別の授業をいろんな先生が担当しているのだけれど、私はその中で「ポートフォリオを創る」の担当でした。


工事中
2009/10/13
初日。まずは生徒の自己紹介をしてみらう。このクラスは講師から一方的に聞く者ではなく、みんなの意欲で参加して行くものだとまずは知ってもらいたい。 質問は:なぜこのクラスに?どんな写真を撮っているの?どんな写真を撮りたい?クラスが終わったらどうなっていたい?というのをそれぞれ聞いた。
その後、講師の自己紹介。というか私の作品のプレゼン。学生時代から今にいたるまでの作品を見てもらい、 その時々考えていたことや、悩み、どのように変化して、何が変わらない軸なのかなど、 ポートフォリオってどういうものなのか、全体像をぼんやり知ってもらおうという作戦。 もちろん、私の作品はほんの一例であり、みんなの中にある「何か」を見つけて創らなければいけないということを伝える。

いつも最初の授業ではそうなのだけど、みんな自分が「何を撮りたいのか」が分からない人が 多い。実際それを見つけていくのは生徒自身にしかできないけど、それぞれの生徒が話すキーワードや撮ってきた写真の中に潜む何かに反応し、 その人が包容する方向性に自らたどりつく補助?をするのは私の役目だ。これは自分がロンドンの大学院にいたときに受けた教育だからだ。 ロンドンの修士の時の先生は、私が悩みや混乱を話すと、その混乱自体は理解してくれたので気が休まったが、混乱の答えは絶対にくれなかった。 ただ、私が自分なりの答えにたどり着けるよう、自ら続けて行く原動力と動機を見つけられるように導いてくれたり、読んだらよい本、観たらいい作品集などを教えてくれた。 つまりは「先生や周りの生徒の意見を聞き、知識や技術を身につけながら、自分自身を固めて行く」ことを鍛えられたのだと思う。 自分が講師になった今、生徒に体験させていきたい。その環境創りは私の役目。なら、それを頑張ろう。 この日は初日ということもあり、授業後、みんなが「起立・礼」をやってくれて新鮮だった。

 

2009/11/13
2回目。今日は撮影実習。「横浜」というテーマで写真を撮ってくること。まだ2回目なので、生徒全体に質問をしても誰からも答えが帰って来ない 笑。この日に初めて一眼レフカメラを使うという人も多く、ドキドキ。けどみんな楽しそうに出かけて行った。「先生も撮って来るんですよね?」と言われてしまったので、私も撮りに行く事にしたのだが、LOMO LC-Aしかカメラを持参していなくて、ロモで撮りました。「明治時代の西洋文化の玄関口だった町=横浜。今でもときどきヨーロッパの景色のよう。だけど、よく見ると横浜って分かる写真」を目指しました。でも結局、それらは無理に撮るのではなく、自分が好きなものだっていうこと。みんなにもそれが伝わったらいいな。


 

2009/11/20
前回の撮影実習の発表。ベタ焼き(みんなデジカメなのでサムネイル)、もしくは選別してプリントした写真をプレゼン。
横浜をどのように捉えたのか。意識した所は?うまくいったところ。失敗したところ。などを発表してもらう。このクラスではこのあとも何度もプレゼンを繰り返すのだけれど、写真を人に見せること、言葉で説明する事、人の写真を見る事、説明を聞く事で構築して行くいろいろを大切にしたいという趣旨。
同じ日の同じ時間に撮りに行った写真で、もしくはグループで全く同じ場所で撮った写真もあるのに、それぞれの個性で写真が違うことに、みんなは驚いていた。

発表後は、今さっき、自分が発表したその内容をA4の紙にまとめる行為をしてもらう。作品を創ると、それに付随するステートメントを書かなければいけない。その練習。というか、そういうことを体験で覚えて行って欲しい。
それも終わると。みんなはスタジオに自分たちの写真と概要を貼りたい!と言い出したので、いきなりwork in Progress展が始まった。そこに「感想ノート」用の紙も貼り、それぞれの写真についての意見を書き、求めていた。
なんだか、みんな意欲的だな。ちょっと楽しみ。
技術的にはピントがあまい人がたくさんだった。(ピントがボケていてもいい写真ではないのに)もう少しカメラを丁寧に構えられるとよいなと思った。

 

2009/12/15

 

2010/1/12

 

2010/2/9

 

2010/2/23 ゲスト講師 浅田政志

 

2010/3/2

 

 

 


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